Farewell and Thank You

今日の夕方4時半過ぎに、退職のご挨拶のメールを、社内のお世話になった方に一斉配信した。

本来であれば、この手のメールは、職場を去るその日に送るものなのだろうが、私の場合ラストデーが30日ということもあり、その日にメールを送ってもお休みの方が相当数いらっしゃるのではないかと。

実際、今日が今年最後の出社という人も多かったようだ。

であれば、今日のうちに送ってしまえということで、夕方送った。

誰に送ったら良いのかリストアップしているうちに、宛先が増えに増え、結局1000人近い人に送ったと思う。

 

メールを送った直後に、何人かの方に直接お電話を頂いた。

「いや、絶対辞めちゃダメですって」と今更ながら熱い説得を受けたりもした。

お電話を頂いたのは、いずれも大変お世話になった方ばかり。

部内での評価は低かったが、退職するに当たり惜しんで下さる方がいるのは、本当にありがたいと思った。

 

今日は、海外の主要な市場がお休みということもあり、ビルの階下のカフェで、夕方5時半前から、部長主催の軽い飲み会があった。

普段は部の行事にはほとんど顔を出さない私も、最後の機会なので、ちらっとだけ顔を出した。

何杯かビールを飲み、途中で退散。

やはり、普段い慣れない場所には、なかなか馴染めない。

何とも薄い自分の存在感が気まずく感じられた。

最後まで馴染めず、居場所を見つけられないまま去っていく。

 

もう少し自分にとって居心地の良い場所を見付けることが出来てさえいれば、アーリーリタイヤなど考えることはなかったのかもしれない。

 

イルミネーションを見物がてら、帰途に付いた。

 

周りはカップルばかり。

クリスマスだものね。