更年期再び?
私が経た乳がんの治療については、先日、市川海老蔵さんの会見に関する記事に簡単に書いた。
再掲すると、下記の通り:
2006年7月 乳がん告知
2006年9月~2007年1月 抗がん剤
2007年2月 手術
2007年4月~5月 放射線(30回連続)
2007年6月~2012年2月 ホルモン療法
私のがんは、女性ホルモンをエサにして増殖するタイプだったので、ホルモン療法は必須だった。
そのため、術後5年間、タモキシフェン(商品名はノルバテックス)という薬をのまなければならなかった。
タモキシフェンの副作用は、更年期障害に似た症状である。
私の場合は、「ホットフラッシュ」という、ほてりによる急な発汗に悩まされた。
特に、夏場は地獄。
何の前振りもなく、いきなり、体全体がほてり、一瞬にして全身汗だくになってしまうのだ。
ホルモン療法中は、いきなりやって来るホットフラッシュに苦慮したものだ。
例えば、男性の同僚と仕事の話をしている時に、いきなりホットフラッシュの症状が出てしまい、大変恥ずかしい思いをしたことがある。
何も事情を知らないその人に、「いやぁ、○○さん(=私)はマラソンをやっているだけあって、さすが代謝がいいっすね〜〜」と言われ、ますます恥ずかしかった。
私の場合、更年期障害の症状は、ホルモン療法が終わると、自然と消えていった。
もうこれで更年期障害に苦しむことはないだろうと喜んでいたのだが・・・
今月に入ったあたりから、何年かぶりに、ホットフラッシュの症状が出始めたのだ。
どうやら、今回は、タモキシフェンの副作用による更年期障害とはまた別の、本物の更年期障害のようだ。
今日は、夕方、整体に行って来たが、こともあろうに、施術中にホットフラッシュの症状が出てしまった。
体が一気にほてるので、当然、整体師には気付かれてしまう。
「暑いですか?」と訊かれただけで済んだが、冷や冷やしてしまった。
これからどんどん暑くなるので、本当に憂鬱。
何かいい対策はないものだろうか?
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