またしても救急外来
今朝、病院の救急外来のお世話になった。
今回お世話になったのは、私ではなく、だんな。
朝ごはんを食べている時に、だんなが急に席を立ち、洗面所に行ったと思ったら、突然「◯◯ちゃん(=私)、救急車呼んで」と。
一体何が起こったのか理解出来ずに、「どうしたの?」と訊いたところ、「右目の中が出血したようで、黒い雨が流れている」と言う。
えぇ!?と思い、すぐに119番。
すぐに電話が繋がったが、いきなりの事態に動揺してしまい、自宅の住所の番地を言い間違え、そばにいただんなに指摘されたりした。
まだパジャマ姿だったので、電話を切った後、すぐに着替えをした。
だんなはと言うと、やはり着替えをした後、歯を磨き始めた。
私は当初脳疾患か血管疾患を疑ったが、歯磨きにまで気が回るということは、さほど重篤でない?
だんなは普通に歩けるみたいだったので、エレベーターで階下に降りて、救急車を待った。
救急車は、電話をしてから、10分もかからずやって来た。
救急車に乗ってから、だんなは担架のようなものに寝かされた。
救急隊員の方が血圧や体温を測定してくれている間に、過去の病歴等や最近の健康状態について質問を受けていた。
私は、だんなの氏名、生年月日、住所、電話番号等、用紙に記入させられた。
救急隊員の方によると、眼科の救急外来で受け入れのある病院の数は限られており、一番近くても、車で15分ぐらいかかるとのこと。
救急隊員の方が、その病院の救急外来に電話をかけても、話中で一向に繋がらない。
何回かかけた後、ようやく電話が繋がり、受け入れてくれることになった。
結局、自宅マンション前に救急車が到着してから、出発するまで40分ぐらいかかったと思う。
病院に向かう救急車の中で、横たわるだんなの姿を見ながら、二人で参加する予定の来週26日に開催される「サロマ湖100㎞ウルトラマラソン」が気になった。
ふたりともこれまでに100㎞の部を6回完走しており、10回完走を果たしたものに贈られる「サロマンブルー」の称号を手に入れるまで、あと完走4回というところまで来ている。
ひょっとしたら、だんなはサロマへの参加は無理かも?
そうなると、道内の移動をだんなの運転に頼っている自分も参加出来なくなってしまうかもしれない・・・
そんな考えが頭の中をよぎった。
病院に到着してから、だんなは車いすに乗せられた。
私は、救急隊員の方に、診察受付手続きをするように言われる。
手続きを終えて、救急外来の受付をし、「主人はどこですか?」と受付の方に訊いたところ、「今、診察中です」と言われた。
受付の椅子に座り待っていると、受付から一番近い診察室から、医師の質問に答えるだんなの声が聞こえて来て、少しホッとした。
後からだんなから聞いたところ、最初に診察してくれたのは、内科の医師だったとのこと。
眼科医が別の患者に対応していたこともあるが、まずは、脳疾患・血管疾患ではないことを確認したかったようだ。
内科の医師の診察の後、眼科の診察を受けることになり、エレベーターで眼科のある2階に移動した。
まずは、眼科の医師による、目の検査。
乱視と眼底の検査の次に、普通に視力検査をやっていた。
医師とだんなの会話を聞いていたが、全く緊迫感は感じられない。
その後、別の女医さんが出て来て、別の検査をやったが、もう一人の医師に検査機器の取り扱い方を教えながら操作したりして、やはり全く緊迫感は感じられなかった。
逆に、その緊迫感のなさに、安心させられたりもした。
検査結果が出たところで、だんなと私両方が診察室に呼ばれ、女医さんから検査結果の説明を受けた。
以下、女医さんによる説明のまとめ:
- 加齢現象なので、特に治療の必要はなく、そのうち症状も落ち着くだろう。
- ただし、念のため、網膜剥離の専門の先生の診察を受けた方が良いと思うので、明日の朝の診察の予約を取っておく。
だんなによれば、目の中で黒い雨が流れるような状態から、黒い点々が飛んでいるような状態に変わって来ており、その点々も徐々に小さくなって来ているとのこと。
しかし、依然として目がおかしいことには変わりはないため、薬ももらえず、治療らしきことも一切してもらえなかったことが、不満のようだ。
ネットで調べたところ、「後部硝子体剥離」が原因の飛蚊症もあり、その場合放置しておくと網膜剥離が起こるという危険なケースもあるようだ。
私も、本当に、何もしなくて大丈夫だろうか?といささか心配になっている。
明日、網膜剥離専門の先生の診察の際に、「後部硝子体剥離」の可能性も含めて、だんなから相談してもらうしかないだろう。
今日のところは、命に別条のないことが確認出来たことで、良しとするしかない。
目の異常が心臓もしくは血管疾患によるものではないことがわかったので、だんなは、予定通り、サロマに参加するつもりでいる。
来週までに、だんなの目の状態が少しでも良くなってくれればよいのだが・・・
私の右足の傷跡、そして、だんなの目の異常と、今年のサロマは二人とも万全の状態では臨めない。
しかし、二人とも経験のなせる業で、何とかゴールに辿り着ければ良いと思う。
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